親孝行について考える　2017/12/26 (火)
 

人を大切にする前に、友を大切にする前に、お客様を大切にする前に、まず一番大切な自分の両親を大切に思い感謝する気持ちは、年を重ねていくつになっても育んでいきたいと思います。

仕事の技術、知識、ノウハウを学ぶ前にその母体となる人間性を高めることが重要だと考えます。

40年間で1兆円企業を育て上げたある名経営者が駄目になった会社を買収し、再建するときの手法に　１、時を守り　2、場を清め　3、礼を正す　という三原則を徹底して実行している会社があります。

職場は個人の自己成長の場だということを私自身が自覚したうえで、個人・家庭・会社と幸せな家庭環境を築く為にも必要な要素であり、わが社の社員さんたちが、これから結婚して幸せな家庭を築く為に、成功している会社の原理原則をいち早く見つけて、社員教育に落とし込んでいくのが私の使命だと思います。

今年、創業7年目にして不動産売買取引件数420件を突破し、札幌市の不動産会社数3000社超えの市場でシェアを奪い、道内最大手を目指し、より高い理想を掲げ、高い山を目指して日々成長しています。

良い会社とは給料が高く休みが多く福利厚生が充実し、それと同時に人間的に成長のできる土壌であり、その環境を提供することが成長発展の大事であり、一人当たりの生産性を高めることが、今後人口減少によってマーケットが縮小していく中で、企業が勝ち抜いていくための課題だと思います。

これほどまでに変化の激しい時代、2021年スマホのカメラで病気を診断するようになり、2030年がんを薬で予防し、健康寿命が大きく伸びる時代が来るそうです。寝ている間にも着々と変化する時代。もはや企業の敵は同業者ではなく時代の変化であると、つくづく感じております。社員や同業者や協力業者やお客様の表情からまた、些細な情報や感情の変化を読み、大きな変化の下は極めて小さな変化であることを認識して会社経営に生かすこと。

よく困難は飛躍への踏み台と言われますが、今後たとえまた時代のブームに乗って業績が飛躍的に向上したとしても、その飛躍の踏み台に腰を下ろして安住する事がないよう戒め今日の安泰は明日の衰退ということを良く自覚すること。

仕事を通じてたくさんの困難と出くわし、難事に対する対応力を身に着け人間力を高め、上手くいかないことがあっても粘り強く耐えることによって魂を磨き、豊かさとやりがい・生きがいのある充実した人生を社員と共に送るため、良き相談相手となって努力に努力に努力を重ねて、精進して参りたいと思います。

代表取締役社長　河西弘謙