COLUMN

コラム

2025年3月25日

任意売却のメリット

任意売却にはいくつかのメリットがあります。競売と比較すると、特に以下の点で有利です。

1. 競売よりも高く売れる可能性が高い

競売では市場価格の50~70%程度で落札されることが多いですが、任意売却なら市場価格に近い価格で売却できる可能性があります。そのため、競売よりもローンの残債を減らせるメリットがあります。


2. 引っ越し費用を確保できる可能性がある

金融機関(債権者)と交渉次第では、売却代金の一部を引っ越し費用として確保できることがあります。競売では引っ越し費用は出ませんが、任意売却では債権者の許可があれば認められるケースが多いです。


3. 売却のタイミングを調整できる

競売では裁判所のスケジュールで進むため、いつ売却されるかをコントロールできません。しかし、任意売却なら自分の都合に合わせて売却時期を調整でき、引っ越し準備も余裕を持って行えます。


4. 近隣に事情を知られにくい

競売の場合、裁判所の公告や不動産サイトなどに情報が公開されるため、近隣住民に知られる可能性が高いです。一方、任意売却は通常の不動産売却と同じ方法で進められるため、周囲に事情を知られにくいというメリットがあります。


5. ブラックリスト入りするが、競売よりは影響が軽減される可能性

任意売却でもローン滞納歴があるため信用情報には影響しますが、競売よりは金融機関との交渉がしやすく、今後の信用回復が早くなる可能性があります。


6. 残ったローンの返済条件を交渉できる

任意売却後に残ったローン(残債務)は、金融機関と交渉して分割払いにできる可能性があります。競売では一括返済を求められることが多いため、分割払いの選択肢がある点は大きなメリットです。


7. 強制退去を避けられる

競売では落札者の都合で強制的に退去させられることがありますが、任意売却なら売主の意思で契約を進めるため、そうしたリスクを回避できます。


【任意売却が向いているケース】

✅ 競売を避けたい(プライバシーを守りたい)

✅ 少しでも高く売りたい(ローンの残債を減らしたい)

✅ 引っ越し費用を確保したい

✅ 強制退去を避け、余裕を持って引っ越したい


【まとめ】

任意売却は、競売と比べると売却価格が高くなりやすく、引っ越しの準備もしやすいため、多くの人にとって有利な選択肢になります。ただし、残債務は残るため、金融機関との交渉や返済計画の見直しが必要になります。 任意売却を検討する場合は、早めに専門家(弁護士・任意売却専門の不動産業者)に相談することをおすすめします。 

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