COLUMN

コラム

2025年3月16日

知られない事は存在しない事

ノロウィルスの集団感染が最近取りざたされています。

以前何かの折に耳にしたのですが、昔は体が丈夫だったからノロウィルスに罹る事なんてなかった、という話をしている方がいらっしゃいました。

そこそこのご年配の方の発言だったと記憶していましたが、少し調べた所それもそのはず、その存在がきちんと認識されたのが1972年、半世紀ほど前ですから、罹っていたとしてもそれと認知されていた訳では無かった、というのがオチのようです。

風邪に罹った事が無い方はほとんどいらっしゃらないかと思いますが、風邪を発症させるウィルスや細菌は存在しません。

風邪という症状自体があらゆる体調悪化の諸症状を示す表現であり、インフルエンザも以前は風邪でした。

存在が認知されないものは、存在の無い物、あるいは一括りの状態として表現されます。


古くは三国志の諸葛孔明が祈禱により起こした東南の風や、雨乞い師など、気象に関する事象は有名どころではないでしょうか?

しかし、科学が発展、そう多くの人が考えている現代においても不可思議な現象はまだまだあって、沖縄のユタなどそういった事を地域として受け入れていく、という文化の象徴的な存在も世界各地にいらっしゃいます。

一方、多くの人に秘匿された、ごく少数の人のみが知りうる事という事象も存在しています。
例えば宇宙人の存在は、古くから興味の対象として語られ、NASAが既に接触していて、長く情報を伏せていたが、近い将来情報の開示がされるのでは、と噂されていたります。

しかしながら人が存在を秘匿する事に、大抵ろくなことはありません。


近くて大きなことで言えばコロナウィルス。
起源の立証は恐らくされる事は無いでしょう。


また暴露によって多くの知る所になる事で多いのが政治と金。
大抵は一部の権力の失脚を狙う黒幕の差し金によるものだと専らの噂だそうで。


こういった、確実にあるのに発見されない物は、人間社会がある限り尽きる事はなさそうです。

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