COLUMN

コラム

2025年2月24日

相続と確定申告

先日から確定申告の提出期間がスタートしました。


イータックス申請もかなり浸透してきた感がありますが、それでもこの時期の平日は、税務署周りに長蛇の車両停車が出来、それでなくとも雪山で道路が狭い中、通行に憤慨する事もしばしばあります。

ところで相続を受けた場合、給与所得者などは確定申告の必要があるのでしょうか?
答えは、この手の疑問では定番の「状況次第」となります。


原則としては、相続で財産を得た場合は相続税の対象となり、所得税に対しての申告である確定申告とは、税対象が異なるため必要は無いのだそうですが、相続された財産内容によって申告の必要があり、その内容も割と起こりえやすいようです。

可能性として高そうなのが2点。
一つがアパート、駐車場などの収益が発生し続ける資産の相続。
もう一つが、遺産を現金化して分割した場合。

預貯金だけで資産を蓄えていく事が非現実的となって久しく、株式や不動産投資もかなり一般的になった中、大地主の相続でなくとも、
収益物件を相続するケースは多くなっていると思われます。

また現実的に分ける事が出来ない資産の相続を複数人で行う事になった場合、現金にして振り分ける事は、非常に効率的です。

この他にも相続財産を手放す行為に対しても所得課税対象になるようですが、相続税も払っているのに、引継即所得税も発生、となるケースも少なく無いように思われます。

本当に心の底から、税金を有効に振り分けて貰える政治家が現れて欲しいと思わざるを得ません。

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