COLUMN

コラム

2025年2月15日

ソーシャルネットワーキング

ここ最近、社会の闇が明るみに出るニュースが世間を騒がせています。


その昔、スキャンダルといえば政治に絡むものが多かったように思います。
国民から徴収して公平に使うはずの税金を利用して不正が行われていたのですから、それを暴く事は、ある種の正義的行為であったと言えなくも無いでしょう。

一方、世間の耳目を集める芸能人のスキャンダルと言えば、逮捕や結婚・離婚、などの、事実が確定したものがめっぽうでした。

そのスキャンダルの良し悪しを推し量る材料が自身の周囲の動向だけしかなく、全国一律に報じられるテレビの意見が世間の論調、と捉える他ありませんでした。

近年はSNSが定着、見ず知らずの論客が声高に意見を発信出来るようになり、真偽を問わず、落ち度が見つけられると徹底して魔女狩りが行われるような時代になってきています。

結局のところ、人は自らの正義感を多くの人が同調していると言う免罪符を持って、悪人とされる人を叩き上げ、承認欲求を満たしたいのでしょう。
本質的には、人は性善説の皮を被った性悪説で出来ているのだと思います。


ただ、これまでは記者などの弱者の強者が起こしてきた旋風を、弱者の弱者が起こす事も出来るようになった点では評価できるかもしれません。

果たしてあなたにとって生きやすくなるためのものであるのか、それとも生きにくさを運んでくるものなのか、恐らくこれからもっと色濃く世界人類が繋がる中でSNSとの付き合い方、じっくり向き合ってみる事をお勧めします。

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