COLUMN

コラム

2025年1月31日

事故と相続

アメリカで航空機と軍用ヘリの衝突事故が起こりました。

航空機にはフィギアスケートのジュニア選手家族が乗っていたとの事で、メジャーなスポーツの選手という状況に、ショックが大きかった方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

年始には韓国で多数の犠牲が出た航空機事故があり、昨年の羽田空港で起こった事故の記憶も新しいかと思います。

飛行機は極めて安全な乗り物と言われており、400年以上毎日搭乗しても事故にあわない確率だと言われています。
それだけ世界中で膨大な数のフライトが、毎日行われているそうです。

しかしながら飛行機には絶対に乗りたくない、と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?


著名人で言うと元プロ野球選手の江川卓さんが有名ですが、これ程安全であるにもかかわらず、一定度の飛行機嫌いがいる背景には、事故の衝撃が大きいのでしょう。

飛行機での死亡事故が起きた場合、生存者が多数いるケースは多くありません。
空を飛ぶ以上、スピード、空中を上昇下降、普段とはかけ離れたエネルギーが掛かっていますから、それがもたらす衝撃に人は耐えられるものではありません。

そんなイメージから極端に怖がる人がいらっしゃるのでしょう。


さて、確率はうんと低いですが、家族が飛行機事故など同時に亡くなった場合、全員の財産が一番近い親等の親族が相続します。
ドラマなどで、両親が飛行機事故で亡くなったため残った子供が財産を相続した、と言うのはこのケースです。

一方、自動車などの交通事故の場合、命が助かるケースもありますが、死亡事故となった場合に、その時刻が異なる事があります。
その場合は、亡くなった順に従って相続が継がれます。
親子が亡くなった場合、親が先であったのか、子が先であったのかで、相続人や相続割合が変わってきます。


事故でお亡くなりになる事は痛ましいですが、いつ誰にでも起こりうる事です。
日常的には想定し得ない事に対する備えも、相続においては必要となる事があるのです。

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