COLUMN

コラム

2024年12月14日

セ・ラ・ヴィ

人生には予期しない事が起こる事がありますが、大抵の場合、突発的な出来事に良い事はありません。

お祝い事のサプライズは、本人にとっては突発的ですが、根回ししている誰かがいるので、誰もが知らない事ではありません。

災害に関しては予報の分野が広がってきてはいますが、地震や土砂崩れなどは予兆を観測する事は難しく、発生すると被害も甚大になります。

個別事案でも事故や突然死など、予兆も無く起こる事があり、急に本人や周囲の状況が変わってしまう事がありえます。


さて、日本においては生まれてから死ぬまでに至って、様々な手続きを踏まなければなりません。
これは日本と言う法治国家において、国民が権利の行使と義務の履行を行う上で、必要であるためです。

出生届や転入居届、婚姻届、離婚届、確定申告や年金の受給申請など、日本国民として生活するために役所へ届け出る事はたくさんありますが、ものぐさしなければ、大抵は自らの意思で準備しておく事が出来ます。

しかしながら、事突発的な場合は大変です。
事故などで本人が行える場合はまだしも、亡くなってしまった場合には周囲の、主に親族が対応しなければなりません。

急に届け出をしろ、と言われても感情が追い付かない事だってあるでしょう。

それでも死亡届を出さなければいけない、火葬にあたり許可証を貰う、葬儀が終わっても死亡者の年金や戸籍、口座などの手続きがあり、相続財産があれば相続登記などを粛々と行わなければなりません。

保険に加入していれば、保険会社からのアドバイスがある場合もあるでしょうが、知識が無ければ手探りになってしまうのではないでしょうか。

忌引きは、喪に服す期間という意味とされていますが、実際には手続きで忙殺されている場合もあるのではないでしょうか?

凪の内に時化の準備をする。
それが人生には必要なのです。

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