COLUMN

コラム

2024年12月18日

生で現場で体験しよう

12月に入り年末ムードが漂うようになってきましたが、
恒例行事と言えば紅白歌合戦は誰もが知る所でしょう。
視聴率の苦戦が喧伝されて久しい行事ですが、それでもその存在を知らない日本人はいない程に、知名度は圧倒的です。


ではなぜ紅白歌合戦の視聴率は低下しているのでしょうか?
知らない歌手だらけ、視聴者の希望を無視、などの意見が見られますが、一般人でも歌唱を披露する事が出来るようになり、歌が披露されるコンテンツも無数に増えた中でそんな当たり前の意見を言ったところで何の足しにもなりません。

そんな意見を言わずとも結論は出ていて、歌、歌手への認識が広がりすぎていてもう視聴率が上がる事がありえないからなのです。
それでも30%前後も視聴率が取れているのだから、そこを素直に褒めるべきです。

他に衰退が喧伝されるものと言えば相撲も取り上げられるでしょう。
長らく日本人横綱が出ておらず、直近でも稀勢の里が短命で終わり、そもそも横綱自体が出てこなくなってきています。

こちらについては綺羅星の如くとんでもない実力者が現れる可能性はありますが、やはり紅白同様人気の再燃は困難でしょう。


職業選択の幅が広がりすぎ、そこに少子化が輪を掛けていてはどうしようもありません。
大谷翔平さんが力士を目指していたらどうなっていたでしょうか。

ここでは紅白と相撲をやり玉に挙げましたが、コンテンツとして価値が落ちてきている物は他にもあり、いずれも共通するのは世の中の興味の幅が広がった事と、いつでも見られる状況が生まれた事にあると言えます。

この内、興味の広がりについては止めようがありません。
実現するには独裁者を擁立する他無いでしょう、とても受け入れられるとは思えません。

一方、いつでも見られる状況についても流れは止められないでしょう。
ただこれには勝つ方法があり、それは生で現地で見る事、です。

映像技術が進歩し、ステージやスポーツに限らず、景色や体験も画面越しに経験する事が出来るようになりましたが、いざ実物を見れば、その感動や思入れは比較になりません。

コンテンツの生き残りのカギは、生の現場を体験して貰う事にあると思うのです。

とは言えその様な活動の普及は当事者サイドに頑張って頂く他無いので、受け手サイドの意見としては画面で見た気にならずに生で体験してみましょう。
それもなるべく多くの事を。

きっとぐっと心に熱くなるものが見つかるはずです。

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