COLUMN

コラム

2024年1月15日

任意売却は徳政令ではない

不安に陥ったとき、人は何かしらにすがりたくなるものです。
それが何であれ、すがった物に盲目になってしまうと道筋を誤ってしまう原因になります。


任意売却を説明するウェブサイトではどこもしっかりとした説明をされてはいますが、いざ自分事として任意売却を行う事になった場合に、大切なことを見落としてしまう可能性があります。
それは、借入がゼロになる訳では無いという事、すなわち返済自体は続いていく事です。

改めて任意売却とは、今のままでは支払が難しく、借りたお金が返せなくなる上、生活が立ち行かなくなるので支払を軽くして貰えないだろうか、とのお願いを了承して貰う事です。
もちろん外的要因に大きく影響を受けてしまっている場合などもありますから一括りには出来ませんが、貸した側にも事情がありますから、感情に訴えて全ての要求を受け入れてくれるという訳にはいきません。
 
1万円を貸した知り合いから、どうしても5千円しか返せない、と言われたらどうでしょう。
貸した方も返してもらう事を前提に予定を組んでいたとしたらどうにかして工面してくれ、と思うでしょう。
残りを分割で払う事になったとしても、50円づつの返済と500円づつの返済では後者の方が良いに決まっています。
相手も出来るだけ負うリスクを小さくしたいと思うのは当然の事です。

自身だけが有利な条件で話が進む訳ではない事は意識しているようにしましょう。

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