取り上げられる事が多くなっている任意売却ですが、実際に相談件数は増加しているのでしょうか？
答えは、総合的に見て増加していると考えられる、です。

任意売却は、それを主にした統計データがありません。

基本的に守秘性の強い不動産取引であるため、傍目には通常の不動産取引が行われたのか、任意売却であったのかは容易に判断出来ません。

しかしながら任意売却に関するネットサイトの増加や、金融機関の認知度、取扱業者は増加してきています。
またこちらは裁判所が関わるため統計が出ていますが、競売物件が減少傾向にあり、これまで競売になっていた案件が任意売却で解決している可能性について信ぴょう性を高めています。

支払いの滞納問題は、どうしても景気のあおりを受けてしまいやすく、本人の責任や努力だけではどうしようもならない場合があります。
社会のセーフティネットとして、任意売却の重要性は今後増していくものと思われます。