COLUMN

コラム

2023年12月24日

海外に任意売却はあるのか

住宅をローンで購入するという手順を踏む限り、ローンの支払が滞ってしまう可能性は無くなりません。
いつどこで誰にどの様な状況が降りかかってくるかは分からないので、残念ながら住宅ローンの滞納問題が無くなる事はあり得ないでしょう。

この問題が日本だけの事かと言えば、そうではありません。海外でも住宅の購入の際にはローンを利用するため、日本同様に起こっています。

アメリカでは過去にサブプライムローン問題が発生していますし、イギリスでは住宅ローン金利上昇による滞納者増加問題に対し差押え期間の猶予を設ける等の措置が取られるなど、常に国、更には世界経済のうねりの中で起こり続けています。


では各国では任意売却の様な事は行われているのでしょうか。
この問いに対しては、得てして競売がその役割を果たしているとの見解になるようです。

海外では住宅は価値が上昇していくとの考えが一般的で、競売に掛けられたとしても大きく価値を落とさないため債務が十分に担保される事が多く、貸し手が取りはぐれの心配をする必要が無いのです。
そのため競売に対して日本ほどのネガティブなイメージが無く、任意売却という発想が発展しないと言えます。

任意売却は住宅価値は目減りしていくという価値観のもと生まれた仕組みと言えるでしょう。


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