2023年12月16日
任意売却と税金
税金の滞納があると任意売却が出来ない場合があります。
サラリーマンの方は天引きされているため余り馴染みがないかもしれませんが、主に所得税・住民税といったところの滞納が割合として多いようです。
気をつけたいのが固定資産税。
不動産を所有していればばどなたでも負担をしている税金ですが、築浅戸建てやマンション、更には立地条件が良いとなると金額が大きくなります。
税金滞納による差押えを清算する事と住宅ローンの滞納を清算する事には関係が無いので、任意売却したところで税金が支払えない見通しとの判断が下された場合、交渉が出来ない可能性があるのです。
因みに滞納とは関係なく不動産売買時には抵当権抹消に伴う登録免許税、契約書に貼付する印紙税を支払う事になります。
いずれも任意売却の費用に算入されていますが、とにかく様々なところに税金が掛けられているという訳です。