2025年4月15日
夫が住宅ローンの支払者で所有者の場合

住宅ローンの原則として、借入をした者がその住宅に住んでいる事を前提条件として融資がなされます。
離婚により夫が出て行ってしまった場合、住んでいるはずの借入をした者が住んでいない、契約違反ではないですか、とみなされる可能性があります。
当人同士としては、事情が事情なんだからしょうがないでしょと思われるでしょうが、金融機関からするとそんなことは関係ありません。
契約内容に違反があればローンの一括返済を求められる可能性があり、そうなれば夫は返済資金を工面しなければならず、当然そのために住宅を売る事は候補に入るため、妻が居住を続ける事は難しくなります。